11月24日(日)11:45
マラソンも終盤、一人の漢が我々の目の前に飛び込んできた!
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秋晴れの文京、【礫川マラソン】開催日である。
今年で45回を数える20キロのハーフマラソンだ。
弊社からも数名の参加者がこの日を待ちわびていた。
若手社員だけでは無く、中年層も2名参加している。
弊社実用春日ホームの各店舗をささえる店長陣。
更にその中でも昭和48年世代で構成された組織。
・・48(よんぱち)会である。
今年現役引退したイチローと同級生だ。
しかしビジネス社会においてはまさに中間管理職世代とも言えよう。
毎日の晩酌は欠かさない。
ストイックなまでに仕事への情熱のみで生きてきた、
そんな世代だ。
彼らの活躍を紹介したい。
意気揚々に駆け抜けている彼は、
数日前、「走り」にかける熱い想いを語っていた。
そのときの写真がこれである。
・・しかし途中で消息を絶ったとの連絡。
膝に負傷を追い無念のリタイヤ。
晴れやかな顔である。
しかし彼のレースは終わった。
続々と若手メンバーがゴールする中、もう一人の
48会がまだ諦めていない・・
・・肩で息をしながら、ただ走る。
沿道で見守る我々は仲間の姿を目に焼き付ける。
勇気をもらっているようだ。
既に他の48会メンバーが集まっている。
仲間を応援する。
規定のコースを7週して春日通りの伝通院がゴールである。
もう何週目だろうか。
6週、完走は難しい。
10時から始まった「礫川マラソン」も12時で終了を迎えようとしている。
そのとき!
来た!
目は諦めていない!
我々は声を振り絞って応援する。
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結果は規定の7週に1週足らず、6週でゴール。
それでも約17キロ走り抜いた。
レース後、彼は言った。
「次はゴールしたい」
賞賛せずにはいられない。
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ドラマがそこにあった。
「礫川マラソン」20キロのハーフマラソンだ。
沿道で応援していた方も来年は参加してはいかがだろうか。
私は来年も声を枯らして叫びたい。
「頑張れ!」
48会 準会員 石田